列を並べ替える前に、何の数字かを確かめる

注文履歴をダウンロードして、日付と金額の列を会計ソフトに合わせる。作業としてはわかりやすいのですが、それだけで終わらせると、別の種類の金額を同じものとして取り込む可能性があります。

注文した内容を見たいのか、支払いを照合したいのか、返金された分を確認したいのか。この違いで、選ぶレポートも残す項目も変わります。先にファイルをキレイにするより、何を帳簿と照合するのかを決める方が先です。

公式のレポート説明と、会計ソフトの取込仕様を分ける

Amazon公式は、購買データで注文、発送、返品、返金、照合などのレポートを提供すると説明しています。注文ID、発注番号、商品の詳細、送料、支払い情報などを確認し、支払明細と照合できるという案内もあります。

また、請求書払いFAQでは、請求書情報のCSV概要とCSV詳細が区別されています。注文履歴のCSVという呼び方だけでは、どのデータを取得したのかが曖昧です。取得元、レポート名、対象期間をファイルと一緒に残します。

どの列を会計ソフトのどこへ取り込むかは、利用中のソフトの仕様で確認します。今回確認したAmazonの公開ページだけで、すべての会計ソフトに共通する列名や取込形式は決められません。

整形する時に残しておく5つの情報

確認すること判断と次の行動
加工していない原本ダウンロードしたファイルを残し、整形はコピーで行います。対象期間と取得日も記録すると、後で同じ範囲を調べられます。
注文との対応注文IDなどの識別情報を残します。同じ注文IDの行が複数ある時は、重複として消す前に、商品や発送など何を区別した行なのか確認します。
一行の意味注文単位なのか商品単位なのか、集計行が含まれるのかを実データで確認します。見た目が似た行でも、同じ取引とは限りません。
金額と日付の意味送料・税額・値引き・返金などがどこに含まれるか、日付が何の日付かを確認します。見出しだけで判断できない時は、元の注文や書類に戻ります。
取込先との対応表元の列名、会計ソフト側の項目、変換した内容を残します。番号の先頭ゼロや日付の表示が、表計算ソフトで意図せず変わっていないかも見ます。

これは編集上の作業整理案です。Amazon指定の必須手順でも、個別の会計処理や税務要件を満たすという保証でもありません。

注文データと決済データを、二重に取り込まない

会計ソフトにカードや銀行の明細をすでに取り込んでいるなら、注文データを追加する前に、同じ取引をどう対応させるか確認します。別のファイルから来た行だからといって、別の購入になるわけではありません。

たとえば、購入内容を注文データで確認し、支払いをカード明細で確認する場合です。二つの情報を照合することと、二つの購入として登録することは違います。どちらを登録し、どちらを照合に使うかは、利用中のソフトの案内と経理の運用に合わせます。

返品や返金の行も、不要な行として先に削除しないでください。元の購入と調整の対応を残し、帳簿への反映方法が不明なら経理担当者に確認します。

最初は少量で、取り込んだ後の数字まで確認する

取込前のファイルの件数と金額を記録し、ソフトに取込プレビューがある場合は、日付・番号・金額が意図した項目に入るか確認します。すでに取り込んだ期間と重なっていないかも見ておきます。

少量で確認する場合でも、本番の帳簿にテストを重ねてよいという意味ではありません。重複を防げる方法や取り消し方をソフトの案内で確認してから進めてください。

完了の目安は、エラーが出なかったことではなく、元データと取込結果の対応を説明できることです。違いが出たら行を足して合わせるのではなく、対象期間、行の単位、取込済みの明細に戻って原因を確認します。

よくある質問

確認すること判断と次の行動
注文IDが同じ行は削除してよいですか?同じ注文に含まれる商品や発送など、行が表す単位を確認してから判断します。注文IDだけで重複と決めて削除しません。
AmazonのCSVはどの会計ソフトにもそのまま入りますか?共通の取込形式は今回の公式公開情報では確認していません。レポートの種類と、利用中のソフトの列・日付・金額の仕様を照合します。
CSVを保存すれば、ほかの書類は不要ですか?CSVの整理と、必要な書類の保存は別です。自社で必要な注文・支払関連の書類や保存方法を経理担当者に確認してください。

未登録の方へ

既存利用者は、今のアカウントで取得したデータと会計ソフトの取込仕様を確認してください。未登録で事業用の購入管理を分けたい方は、Amazonビジネスの登録条件を確認できます。新規登録だけで、使っている会計ソフトへの自動連携や取込が保証されるわけではありません。

未登録の方へAmazonビジネスの新規登録を確認 広告/Amazonアソシエイトリンク。Amazonビジネスの新規登録用です。対象条件と登録可否はAmazonの画面で確認してください。

参考にした一次情報

公式ページ確認日:2026-10-13。現在のアカウント画面は未確認のため、表示や個別の可否は最新の公式窓口で確認してください。