必須にしたい理由を、入力する人に説明できますか

経理で後から困らないように、注文時の項目は全部必須にしておこう。そう考えると、管理する側は安心できそうですが、注文する人が答えを知らなければ、別の確認作業が増えます。

たとえば案件コードを集計に使うなら、どのコードを選ぶかを注文者が判断できる必要があります。わからない時に仮の値を入れて通す運用では、空欄がなくても集計には使いにくいんです。

なので、必須にするかどうかは、欄が埋まるかだけで決めず、その情報を後で誰が何に使うかから考えます。

公式に案内されている必須設定の手順

Amazon公式は、アカウント管理者が注文時の情報を収集し、財務照合・コスト配分・支出分析に使えると説明しています。設定の流れは次のとおりです。

  1. ビジネスアカウントにサインインし、「ビジネスアカウントの設定」を開きます。
  2. 「請求と配送」の「注文情報」を選びます。個別のグループへ設定する場合は、設定ページで対象グループを選びます。
  3. 使うフィールドを有効にし、テキスト入力欄か定義済みオプションリストを選びます。必要に応じて既定の選択も設定します。
  4. 必須にしたいフィールドの「必須」にチェックを入れ、保存します。

これは公式公開ページの手順であり、こちらで利用者の管理画面を操作して確認したものではありません。項目が見つからない場合は、対象のグループと権限を確認し、表示を推測して別の設定を変えないでください。

必須・任意・追加しない、を分ける

確認すること判断と次の行動
必須にする候補案件別の照合など、毎回使う目的があり、注文者が正しい値を選べる項目。
任意で始める候補一部の注文だけで必要になる補足。必須にする前に、入力されない時に誰が確認するかを決めます。
追加しない候補使う担当者や集計方法が決まっていない項目。念のためという理由だけでは増やしません。

これは運用を考えるための編集上の整理案で、Amazonがこの3分類を指定しているという意味ではありません。必須欄を減らすことが目的でもなく、必要な情報を注文者が迷わず入れられることが目的です。

表記を揃えたい項目は、選択式を検討する

同じ部署なのに、人によって略称や正式名称が混ざるなら、自由入力より選択式が合う場合があります。公式案内では、定義済みオプションリストに最大500件の選択肢を追加できるとされています。

ただし、選択肢を増やせることと、選びやすいことは別です。似た名称が並ぶならコードと名称をどう揃えるか、廃止した値を誰が管理するかまで決めておきます。

既定値を置けば入力は楽になりますが、そのまま進めた注文が正しい分類になるかも確認が必要です。毎回違う案件を選ぶ欄に、便利そうだからという理由だけで同じ値を入れないでください。

保存できたら、注文者と集計担当者の両方で確認する

変更後は、対象グループの注文者にどの項目が出るか、空欄時にどう案内されるかを、注文確定前の確認可能な範囲で見ます。空欄時の具体的なエラー文や表示条件は、今回の公式公開ページだけでは確認できていません。

実際に必要な次の購入が発生したら、入力した値が注文詳細や購買レポートでどう見えるかを照合します。確認のためだけに不要な注文をする必要はありません。

公式は注文情報を購買データ・出荷・返金・照合レポートに表示すると案内しています。欄を作って終わらず、後で使う人が必要な情報を取り出せるところまで確認します。

なお、公式FAQでは、この注文情報はAmazonビジネスの直接ウェブサイトでの注文に利用でき、パンチアウト利用者は現在対象外とされています。別の購入経路へ同じ設定が効くとは決めつけないでください。

よくある質問

確認すること判断と次の行動
注文情報はどこで必須にできますか?公式案内では、ビジネスアカウントの設定にある「請求と配送」から「注文情報」を開き、対象フィールドの「必須」を選んで保存します。グループ別に設定する場合は対象グループも確認します。
すべての項目を必須にした方が管理しやすいですか?使う目的や入力者の判断材料がない項目まで必須にすると、仮値や確認作業が増えることがあります。後で使う目的と正しい値を入れられる条件から選びます。
設定後の確認のために注文が必要ですか?不要な購入はしません。注文確定前に確認できる表示を確認し、レポートとの照合は実際に必要な購入が発生した時に行います。

未登録の方へ

注文情報を設定したい既存利用者は、公式案内とビジネスアカウントの設定から確認してください。まだ未登録で、事業用の購入管理を個人用と分けたい方は、新規登録の条件を確認できます。登録だけで、すべての機能を利用できると保証するものではありません。

未登録の方へAmazonビジネスの新規登録を確認 広告/Amazonアソシエイトリンク。Amazonビジネスの新規登録用です。対象条件と登録可否はAmazonの画面で確認してください。

参考にした一次情報

公式ページ確認日:2026-10-11。現在のアカウント画面は未確認のため、表示や個別の可否は最新の公式窓口で確認してください。